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大根のおでんに最適な部位って?切り方や冷凍とレンジ技で味を染み込ませる方法!

料理
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めぐみ
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今夜はおでんにしようと思って大根を一本買ってきたけど、どこの部位をおでんに使うと柔らかく味が染みて美味しくなるのかしら。下ごしらえの簡単な方法も知りたいわ。

おでんの主役とも言える大根。

中までじっくりと味が染みた大根は、おでんの中でも特に人気のある具材の一つです。

そんなおでんの大根を選ぶときに気になるのが、おでんにしたときに一番おいしい部位はどこかということではないでしょうか?

大根は、上部、中間、下部で適した料理が違ってくるんです。

おでんに適している部位はどこなのでしょうか?

よく味が染みこむ大根の切り方や下ごしらえの方法なども合わせてご紹介いたします。

大根をおでんにする場合に適している部位はどこ?

大根を3つの部分(上部、中部、下部)に分けたとき、おでんにおでんに適した部位は

大根の中部と上部

です。

煮物に特に適しているのは、中間部分と言われています。

大根の真ん中の部分は水分量も多く、辛みや苦みも少ないですし、どんな料理にも合いますよ。

煮崩れしにくい程度の固さもありますので、おでん以外のふろふき大根や大根ステーキなんかにも適しています。

上部は少し柔らかいので、長時間煮込むととろけてしまう可能性があります。

大根の上部は、ビタミンCが多いので生食がおすすめ!

シャキシャキとした食感を楽しむ大根サラダや、甘い大根おろしなどに向いています。

大根は上部が甘みがあり、下部に行くにつて辛みが増します。

下の部分をおでんに使うと少し辛みや苦みがありますが、薬味やお味噌汁の具、お漬物に向いています。

大根の下の部分が辛くなるのは、土の中で下に伸びていく過程で、虫などを寄せ付けないためだと言われています

冬の大根は、夏の大根に比べるとかなり甘みが強いですが、やはりおでんなどの素材の味を大切にする料理に使う場合は、甘みのある上部や中部を使うのがおすすめです。

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大根をおでんに入れるときの切り方とは?

おでん用の大根は皮を厚めにむこう

おでん用に大根を切る場合、まずポイントになるのが

皮を厚めにむく

ということです。

 

大根の皮の簡単なむき方はこちらを参考にしてくださいね。

大根の皮むきのコツは厚さ!包丁やピーラーなしつまようじで簡単にできる
大根は、筑前煮、ブリ大根などの煮物や、定番のおでんやサラダなど、いろいろな料理に使えるとても便利な野菜です。 でも、少し面倒なのが大根の皮むきですよね。 大根の皮も捨てずに細切りにしてきんぴらなどにできますが、料理に使う場合は厚めにむいてもかまわないのでしょうか。 大根の美味しい食べ方や簡単な皮むき方法をご紹介いたします。

 

大根の皮をむくのは少し大変なので、輪切りにしてから皮をむいてくとやりやすいです。

大根の皮の部分から数ミリのところに線が見えるのですが、、ここは繊維が多く味が染みこみにくい場所になります。

頑張っておでんをコトコト煮ても、味が染みていない大根になってしまいますので、必ず皮はこの繊維の境目までしっかりむきましょう。

皮も残しておけば、きんぴらの具やお味噌汁、お漬物にも使えます。

捨てるところなく、できるだけ活用して、大根丸ごと一本使い切りたいですね。

大根をおでんに入れる場合、面取りは忘れずに

大根の角の部分を軽く切り落とします

ピーラーで軽くなでるときれいに面取りできますし、包丁よりも簡単です。

手を切らないように注意してくださいね。

大根を面取りしておくと、煮崩れしにくくなり仕上がりがキレイです。

面取りしておかないと、角に先に火が通ってポロポロ崩れてしまいますよ。

気にならない方はそのままでもOKです。

おでんの大根に隠し包丁を入れよう

おでんの大根は中まで味が染みこむことが最も重要です。

シミシミのおでんにするには、この作業は絶対に忘れないでくださいね。

大根の断面に十字の切れ込みを入れるだけです。

大根をおでんに入れるときの下ごしらえは冷凍する?電子レンジ?

おでんの大根は下ごしらえが命といっても過言ではありません。

下茹ですることで、余計な水分が抜けたり、大根の繊維が壊れて味が染みこみやすくなります。

大根の持っているアクや苦みも取れますので、より繊細な味になりますよ。

大根の下茹でにお米のとぎ汁は必要か?

大根の下茹では、お米のとぎ汁と使うといいと言われますが、お米一つまみでも大丈夫です。

とぎ汁やお米に含まれるでんぷん質と大根の成分が反応して、アクや苦みが抜け、よりおいしさがアップするんです。

小麦粉でも代用可能ですのでお宅にあるものを使ってください。

なければそのままでも大丈夫です。

ちなみに、大根のえぐみが少ない寒い時期の場合は、真水でも構いません。

竹串がやっと通るくらいの硬さまでお鍋で15分程度ゆでますが、この時電子レンジを使う方法がより簡単です。

圧力なべで3分加圧後7分放置という方法もありますが、圧力鍋を出すのって手間ですよね・・・?

大根の下茹でを電子レンジで失敗なく行う方法とは?

①皮をむいて面取りした大根を少し深さのある耐熱皿に平らに並べる
②お米とぎ汁(もしくは、水+お米ひとつまみ)を大根の半分ほどまで入れる
③ラップをかるくかけて、600ワットで10分程度加熱
④竹串がとおればOK
⑤大根を洗ってお米やとぎ汁を洗い流す

大根を加熱するときにラップって不要かと思っていましたが、大根が乾燥してしまうので、ラップはしたほうがいいでしょう。

電子レンジで加熱しすぎると、大根が縮んだり焦げたりしますので、様子を見てくださいね。

おでんの大根は冷凍すると下茹でがいらない?

ゆでる時間が面倒という場合や、前日の夜から大根は仕込んでおきたい場合、冷凍する技も使えますよ!

作り方は簡単!説明するほどのこともないのですが・・・

おでん用にカットした大根を、ジップ付きの袋などに入れて冷凍庫で6時間以上冷凍するだけ

です。

これで下茹でなしで、おでんのおだしにそのままドボンと入れて煮込むだけ!

なんて簡単なんでしょう。

時間があるときに、いろいろな大きさにカットした冷凍大根を用意しておくと、時短になります。

大根は煮えるまでに時間がかかるので、使いにくい野菜ではありますが、カット済みで冷凍しておけばいろいろと使い道が広がりますね。

大根まるごと一本使い切れないときはぜひ冷凍技を使ってみてくださいね。

最後に

おでんにする大根の適した部位や下ごしらえの方法などをご紹介いたしました。

煮るだけと思われがちなおでんですが、意外に気を付けるポイントや下ごしらえにも時間がかかるものですよね。

大根を買うときは、だいたいどんな料理にどの部分を使うか決めておくと、冷蔵庫の中でしなしなになることはなくなりそうですね!