みかんを箱買いしたけど、食べきれそうにないわ。上手に保存して長く食べたいけど、いい方法ってないのかしら。
寒い季節になるとあったかいコタツに入りながら食べるみかんは本当に美味しいですよね。
甘くて皮も剥きやすく、小さなお子様も好んで食べるフルーツのひとつではないでしょうか。
そんなみかんですが、美味しさにつられてつい大量にまとめ買いをしてしまったり、ダンボールでたくさんいただいたりした時に、カビが生えてきて腐らせてしまいそうだと困ってしまったことはありませんか?
そんな時、美味しいみかんを腐らせずになるべく長く日持ちさせるにはどんな方法があるのでしょうか?
また気をつけた方がいい注意点はどんなことでしょうか。
みかんは冷蔵庫で保存すると日持ちするの?腐るって本当?
みかんのカビの繁殖や痛むのを防いで日持ちさせるためには、冷蔵保存はおすすめの方法です。
できれば、冷蔵室よりも温度が高めな野菜室で保存できればなお良いとされています。
冷蔵庫にみかんを入れるとカビが生えるのを防いでくれるので、みかん自体が傷んだり腐るまでの期間も長くなります。
冷蔵庫にいれたことが原因で腐るというよりも、みかんが乾燥してしわしわの状態になることがあります。
ですので、みかんの基本的な保存方法は常温保存で問題ありません。
気をつけてほしい点は、段ボールなどの風通しが悪く日が当たるような場所だとカビが繁殖しやすい環境になってしまいます。
みかんを常温保存する場合は、なるべく通気性の良い涼しい場所で保存するようにしてください。
スーパーで売っている時に入っているネットも通気性がいいので使えますし、ザルやかごなどに重ならないように置いておくのもいい方法です。
そうすることで常温でも2〜3週間の保存が可能になります。
もし、みかんを冷やした状態で食べる場合は、2~3時間程度冷やせばオッケーですよ。
みかんを冷蔵庫保存するのはおすすめしない理由はこれ!
冷蔵庫での保存でおすすめしない理由は、乾燥して美味しさを逃してしまうからです。
みかんを放置しておくと皮がしわしわになって、実の部分も水分が抜けて美味しくなくなりますよね。
冷蔵庫にいれることであの状態に早くなってしまいます。
カビの繁殖を防ぐのには冷蔵保存はおすすめですが、みかんの美味しい味を長持ちさせるには、冷蔵庫だと乾燥して酸っぱくなりやすいのでオススメできません。
どうしても冷蔵庫で保存したい場合は、冷蔵庫内で乾燥したり甘みが落ちるのを防ぐためにひと手間かけるといいでしょう。
みかんをひとつずつ新聞紙などで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れれば日持ちもしますので大丈夫です。
みかんは、冬以外の季節だと常温だと高温になりやすいので、冷蔵保存にしておく方がおすすめです。
その時にヘタの部分を下向きにするとより日持ちすると言われています。
ですが冷蔵庫で保存する際でも、保存可能な期間は2〜3週間がめどとされています。
みかんを長期保存するならやっぱり冷凍みかんが1番
給食にも出てきたことがある人もいるかもしれませんが、冷凍みかんが1番日持ちするとされています。
冷凍保存だと腐ることもなく、痛むことも防げますので安心して保存することができます。
さらに、だいたい1〜2ヶ月の保存が可能ですのでかなり嬉しいですね。
またみかんを美味しく冷凍保存するためには、2度冷凍する方法がおすすめです。
やり方は簡単です。
②そのあと、いったん取り出して冷水に浸します
※こうすることによって氷の幕が外側にでき、乾燥を防ぐことができます
③最後に、もう一度冷凍庫で凍らせば冷凍みかんの完成です
冷凍みかんを食べるときは、皮が柔らかくなるまで解凍して食べるのも美味しいですし、半解凍でシャーベットのような食感を楽しむのも美味しくて人気です。
解凍方法は、自然解凍でも軽く湯煎をしても美味しく食べられますよ。
最後に
ビタミンなどの栄養がたっぷり入ったみかんを美味しく保存するためには、一手間加えるだけで日持ちしますので是非試してみてください。
またみかんの栄養は冷凍してもほぼ変わらないとも言われていますのでかなり嬉しいですね。
また、皮を剥いてから冷凍しておくと食べやすくデザートなどにも使いやすいと評判ですよ。
他にも凍ったままミキサーにかけてジュースにするのも冷たくて美味しいのでおすすめです。