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おでんの具材を入れる順番と簡単な下ごしらえの方法!美味しくなるコツは?

料理
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さやか
さやか

おでんを作りたいけど、どんな順番で具材を入れたらおいしくなるんだろう?煮えにくいものから早くいれるのであってる?

寒い時期に食べるおでんは最高ですよね。

コンビニで買うおでんも手軽でかなりおいしいですが、やっぱり自宅で家庭ごとの味付けで作るのが一番!

おでんはたっぷりの出汁の中でじっくり味を染み込ませるものですが、入れる順番やタイミングによって、おいしさが違ってくるってご存知でしたか?

おでんを作るときの具材を入れる順番とポイントについてご紹介いたします。

おでん作りで重要なのは具材を入れる順番!

おでんを美味しくするには、おでんのつゆの中に入れて具材から出るダシで煮込む順番。

もう一つ忘れてはいけないのが下ごしらえ

時間がある場合は丁寧に具材の下ごしらえをしましょう。

下ごしらえさえ終わってしまえば、あとは時間をかけて味を含ませていくだけなので、おでんはもう完成したようなものです(笑)

下ごしらえが必要なのは?

大根

3~4センチの輪切りに切ってから大根は皮を厚くむきます。

皮を厚くむくことで口あたりがよい大根になります。

大根を厚くむく簡単な方法はこちらを参考にしてください。

大根の皮むきのコツは厚さ!包丁やピーラーなしつまようじで簡単にできる
大根は、筑前煮、ブリ大根などの煮物や、定番のおでんやサラダなど、いろいろな料理に使えるとても便利な野菜です。 でも、少し面倒なのが大根の皮むきですよね。 大根の皮も捨てずに細切りにしてきんぴらなどにできますが、料理に使う場合は厚めにむいてもかまわないのでしょうか。 大根の美味しい食べ方や簡単な皮むき方法をご紹介いたします。

深さ1センチほどで、片面のみに十字に隠し包丁を入れます。

ピーラーで面取りしておくと、仕上がりがキレイです。

米のとぎ汁(ない場合は少量のお米でもオッケー)で竹串がすっと通るまで茹でたら、一旦水にとって冷まします。

大根を冷やすと細胞が壊れるので、出汁が染みやすくなります。

大根を茹でるのが面等な時は、皮をむいて輪切りにして、冷凍にしておいて下さい。

一度冷凍された状態になると大根の繊維が壊れるので、味がしみこみやすくなり、時間も半分で済みます。

大根が長持ちする保存方法や冷凍の方法はこちらを参考にしてください。

大根の保存は新聞紙でくるむと長持ち!冷凍したり干すと栄養はどうなる?
大根はビタミンA、Cやベータカロチンといった栄養が豊富な食品です。 特に消化酵素が豊富なので胃腸の調子を整えてくれます。 大根は約95%が水分と言われるくらい、豊富に水分を含んでいます。 美味しいダイコンですが、冷蔵庫にしばらく置いておくとすぐふにゃふにゃしてきてしまいますよね。 大根をつい買いすぎたり、季節に大量に頂いたりして余ってしまった時の保存方法をご紹介します。

電子レンジで大根の下ごしらえをする方法大根をゆでる時間がない!という場合は、電子レンジで下ごしらえすることもできます。

①耐熱容器に入れ、少量のお米をまぶし、大根が半分くらい浸かる量の水を入れます
②ふんわりとラップをかけて、電子レンジ500Wで10分ほどチンします

※時間が長すぎると大根が縮んできたりこげてきたりしますので、時々様子を見てくださいね。

ゆで卵

おでんの卵の表面がボロボロのザラザラではおいしさも半減です。

たまごのお尻の部分にティースプーンで軽くたたいて、ヒビを入れておきます。

以前ゆで卵の達人の番組を見たのですが、その方は卵同士を絶妙な力でぶつけ合い、軽くヒビをいれていました!

卵は固めのゆで卵(熱湯から入れて10分程度)にしておきます。

茹でているうちに、どんどん硬くなるので、皮がむける状態なら半熟でもOKです。

ゆであがったら冷水に入れると殻がむきやすくなりますよ。

こんにゃく

こんにゃくを切る前に、味がしみこみやすくなるように格子状に切り込みを入れます。

2~3ミリ程度で細かくてもオッケーです。

水で洗い流したこんにゃくをおでんの大きさにカットし、たっぷりのお湯で5分ほど茹でます。

こんにゃく特有のいやなにおいがなくなるので食べやすくなります。

あく抜き済みのこんにゃくであっても、念のためあく抜きをするとよりおいしくなります。

練り物系

がんもどきや厚揚げなどの揚げ物は、油抜きをする事で出汁の風味がより感じられるようになります。

油抜きをするだけでさらにおいしく食べられますし、油で出汁が濁らないので透き通っていて見た目もキレイです。

食べやすい大きさに切った具材にざっとお湯をかけて、キッチンペーパーで水気を取るだけでもオッケーです。

おでんに入れる練り物については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

おでんの練り物は油抜きする?下ごしらえの簡単なやり方や忘れた場合はこうする!
寒い日はあったかいおでんが恋しくなりますよね。 家でおでんを作る場合、練り物のだしがおでん全体の味を決めるかなめになってきます。 そんな練り物ですが、油抜きしていますか? 昔は油が良くないとかで、練り物や揚げ物系は必ず油抜きしないと油臭くて食べられないなんて言われましたが、最近の練り物は油の質もよくなっているはずだし、油抜きって不要なんじゃ?と思いませんか? そんなおでんに必要な練り物の簡単な下ごしらえ方法や油抜きを忘れたらどうなるか、などについてご紹介いたします。

 

練り物の油抜きは必要ないという意見もあります。油の味によってよりおでんのだしの風味が増すためです。お好みによってあわせてくださいね。

牛すじ

牛すじを入れるとおでんの味わいがアップしますよね。

牛すじ肉などを入れる場合は、こちらも余分な脂や臭みを抜くために下ごしらえが必要です。

牛すじを水から鍋に入れて沸騰させます。

灰汁が出てきたら鍋の湯を捨て、ぬるま湯で牛すじ肉を洗います。

串に刺して、大根と同じタイミングで牛すじを入れます。

牛すじは下処理に手間暇がかかるので、串にささった状態でおでん用として売られている牛すじを買うとお手軽ですよ

おでんの具材を入れていく!正しい順番は?

下ごしらえができたら、大き目のお鍋を使っておでんを作っていきましょう。

おでん用のだしは、具材を入れる前に沸騰させます。

だしの分量はこちら。(3~4人前)

水・・・・・・・・・1300cc
顆粒だし・・・・・・
2袋
酒・・・・・・・・・大さじ1

みりん・・・・・・・大さじ2
醤油(うすくち)・・大さじ2
塩・・・・・・・・・小さじ1
沸騰後は、ずっと弱火のまま煮ていきます。

入れる順番は、火の通りにくいものや味の染みにくいものから入れるようにしましょう。

大根

こんにゃく
昆布

しらたき

などの順に入れます。

それらをまず30分ほど煮込んでから、練り物や揚げ物を入れます。

ちくわぶ
ちくわ
厚揚げ
さつま揚げ
持ち巾着
ウィンナー
はんぺん(食べる直前)

加熱処理してある食材なので、味を染みさせる為に煮込みます。

練り物や揚げ物が出汁を吸い込んで、ふっくらとしてきたら完成間近です。

食べる直前に柔らかいはんぺんなどを入れて出汁をかけるように味を染みさせます。

最近では、具材の旨みがたっぷり出た出汁を使ったうどんをしめに食べるのがブームになっているようです。
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美味しいおでんの作りのポイントはこちら!

ゆっくり煮る

おでんはじっくりことこと弱火で時間をかけて煮ていきます。

煮立たせるとおだしが濁る原因にもなりますので、ぐつぐつ煮ないようにします。

鍋に蓋をするときは、湯気が逃げるようすこし蓋をずらして置きます。

味をしみこませる時間を置く

だいたい1時間弱で作り終えますが、時間に余裕がある場合は半日程度おなべごとそのままにして冷まします。(練り物を入れる前のタイミングです!)

おでんは加熱している時より、冷めてくる頃に材料に味が染み込みやすいのです。

翌日に食べるくたくたになった大根とか、おいしいですよね。

冷ます時は鍋を新聞紙やバスタオルで包むようにすると、ちょうど味が染み込みやすい温度に冷めていきます。

おでんの具材に味を染み込ませようと長時間煮込んでいる時は、具材が膨張して具から逆に水分が出ていくので、ダシがしみ込んでいきません。

また、だしが煮詰まったり煮崩れて具材の形が崩れてしまいます。

火を止めると水分が出なくなるので、今度はダシが大根などの具にしみ込んできます。

味を染み込ませるには、グツグツ時間を掛けて、煮込むのではなく、ちょうど良い温度に冷ます事が大切です。

できるだけゆっくり、冷ますようにします。

練り物は煮込みすぎない

冷ましたおでんを再び火をかけるタイミングで、練り物などを入れます。

練り物などを煮込む時間は、15分位がベストです。

長すぎてしまうと、練り物の旨みが出しに出てしまい、練り物の自身の旨みがなくなってしまいます。

最後に、はんぺんなどを入れて、はんぺんがふっくらしてきたら出来上がりです。

 

ちなみに・・・前においしいおでん屋さんのテレビ番組を見ていた時、おいしい具材の入れ方は、ダシがでるものから!というのを見たんです。でも大根やこんにゃくが煮えないうちから練り物や揚げ物を入れると、煮えすぎてしまいますよね・・・。一度試してみたいんですが、どうも勇気がでなくて、やっぱり大根から入れる作り方で作ってしまいます(笑)

最後に

これで今年はおいしいおでんが食べられそうですね。

煮込む時間はかかりますが、やっぱりご家庭で作ったおでんはおいしいですよね。

美味しいおでんにするには、丁寧な下ごしらえと、具材を入れる順番、味をしみこませる時間が必要です。

おつゆまでおいしいおでんを楽しんでくださいね。