スーパーで買ったかぼちゃがいまいちで残念。次こそは甘くてホクホクの美味しいかぼちゃを買いたい!おいしいかぼちゃを見分ける方法はあるのかしら?
かぼちゃの旬は、産地によって違います。
国産のものですと5月ごろ~9月ごろですが、今では外国産のかぼちゃが一年中スーパーなどに出回っていますよね。
美味しいかぼちゃは砂糖控え目で煮物にしてもとても甘く、ほくほくしてまるで栗のような食感がします。
でもあまり美味しくないかぼちゃに当たってしまった場合ちょっとがっかりですよね。
そこで今回は、この時期に食べたい美味しい甘いかぼちゃの見分け方や美味しい食べ方をご紹介いたします。
甘くて美味しいかぼちゃの見分け方とは?
かぼちゃは採れたてがおいしいというわけではなく、種類によっては収穫してから何か月も追熟され、甘くておいしいかぼちゃになるものもあるんです。
かぼちゃの種類は、大きく分けて三つ、
・西洋かぼちゃ
・ペポかぼちゃ
です。
スーパーでよく見かける一般的なかぼちゃは、西洋かぼちゃが多いです。
日本かぼちゃは甘みが少なく、表面の色が濃くぼこぼことした形が特徴です。
甘さを求めるなら西洋かぼちゃを選びましょう。
美味しいかぼちゃの見分け方ですが、カットしたかぼちゃと丸ごとかぼちゃでご説明しますね。
カットしたかぼちゃがおいしいかを見極めるには?
肉の色が濃い黄色やオレンジ色のものをえらびましょう。
薄い黄色のものは味が薄めで甘みがありません。
また、果肉が薄くなく肉厚で重量感があるものを選びます。
カットしてあるかぼちゃは種もチェックできます。
種が膨らんで厚みがあるものがおいしいです。
種が薄いのは未熟なうちに収穫された証拠で、熟しているものに比べてホクホク感や甘みが足りません。
種やワタの部分に隙間があってカラカラしているものは熟しすぎか乾燥しています。
ワタの部分が傷んでくると、種が身に沈み込んでいきます。
見た目でもしっとりした感じになってきますので、よく見てみてくださいね。
丸ごとかぼちゃがおいしいかを見極めるには?
かぼちゃの表面の色が濃く、つやがあるものがおいしいかぼちゃです。
黄色の色むらがあるものもありますが、単に日焼けしていない部分なので特に問題はありません。
ヘタの部分が乾燥してコルクのようになっているということが、十分な熟成期間がとられたということ。
へたの周りがへこんでいるもの重要な熟成確認ポイントです。
形がいびつなかぼちゃはあまりおいしくありません。
また、手に持った時にずっしりとしたかぼちゃは肉厚でいいかぼちゃと言えます。
同じような大きさのかぼちゃを持って比べてみましょう。
いいかぼちゃは程よい固さがあります。
身やヘタの周りを爪で押してもへこんだり跡がつかないものを選んでください。
日本かぼちゃの場合も選び方は同じです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
かぼちゃをより甘くする方法はある?おすすめの料理方法は?
あまり甘くないかぼちゃにあたってしまった場合、かぼちゃを甘くするのはずばり
です。
塩でゆでたり、塩だけで煮たかぼちゃは驚くほど甘みを感じます。
かぼちゃ 適量
塩 適量
②塩を入れて、沸騰させないように20分程度ゆでる
③柔らかくなれば、ざるにあげて水分を飛ばす
グラグラと沸騰させない温度でゆでることで、でんぷんが糖に変化します。
かぼちゃ本来の甘みを感じたい場合は塩ゆでですね!
かぼちゃ 適量
塩 適量
②皮を下にしてかぼちゃを鍋に入れて、大さじ1~2の水を入れる
③こげないように蓋をして15分程度煮る④火を止めて少し蒸らして柔らかくなれば完成
甘みがたりなかったら、みりんや砂糖、はちみつを少し足してくださいね。
定番の甘辛煮もいいですが、たまには塩味もいいですよね!
甘辛煮にする場合は、
そういえば、煮物をする場合も、砂糖で先に味付けしておくほうが甘みがしっかりつきますよね!
砂糖を振りかけるなんて斬新ですが、ぜひ試してみていただきたいです。
また、お味噌汁に入れたり、ブレンダーでポタージュにしてしまうのもおすすめです。
最後に
いかがでしたか。
ハロウィンの主役でもあるかぼちゃ。
お買い物の際はぜひチェックポイントを思い出して、おいしいかぼちゃをゲットしてくださいね。
栄養満点なかぼちゃを皮までおいしく食べて、寒い季節を元気に乗り切りましょう。