ブロッコリーは自分で買ったものを冷凍できると便利だけど、自宅で冷凍すると食感や栄養が心配・・・美味しく冷凍できる期間や上手な解凍方法ってあるのかしら。
スーパーで夕飯のお買いものをしていると、使う予定はなくてもついついその日特売の安い食材に目がいってしまいますよ。
お肉やお魚だと冷凍して保存しておけますが、野菜ってついつい後回しになりがちで、気づくと日にちが経っていて傷んでしまったって経験ありますよね。
冷凍保存すればいいのですが、どの野菜が冷凍できるのかできないのか・・・実はあまりよくわかっていないということはありませんか?
毎日食べたい栄養満点な「ブロッコリー」のあれこれについてご紹介いたします。
ブロッコリーは冷凍できる?栄養は変わらないの?
ブロッコリーって、ささっとゆでるだけで食べられますし、お弁当の色どりにも便利。
日ごろから常備しておきたい野菜の一つですよね。
でも、ちょっと冷蔵庫で放置しておくと、シナシナになっていたり、花が咲いて黄色っぽくなったりしていることってありませんか?
そして、お弁当に使う分だけ、毎日ゆでるもの大変!
いつでも使えるように小房に分けて冷凍すればいいのですが、冷凍野菜って栄養がなくなってしまうんじゃないの?と思われる方も多いですよね。
食感もなんとなく変わるし、一度熱が入った野菜を冷凍しても大丈夫なのかなって、私も思っていました。
ブロッコリーは冷凍できる!冷凍しても栄養はほぼ変わらない!
ブロッコリーはご家庭でも冷凍できます。
冷凍野菜として販売されているので、冷凍できるのは当然ですよね!
冷凍保存する場合は、新鮮なブロッコリーを選んでくださいね。
気になる栄養ですが、ブロッコリーは冷凍しても栄養はほとんど変わらないんです。
加熱することによって減るといわれる、ビタミンCなどは減りますが、それ以外の栄養素はほとんど変わらないということです。
むしろ、新鮮なうちに冷凍してしまうほうがメリットは大きいのです。
冷凍保存する方が、傷ませてしまって無駄にすることなく最後まで食べきれておすすめということ!
小分けにしておけば使う時も楽ですし、さっそく今日からブロッコリーは冷凍保存しちゃいましょう。
傷みやすいブロッコリーを使う予定がない場の冷凍は、鮮度が落ちる前にすぐにがポイントです。
冷凍野菜として売られているブロッコリー、なんとなく産地や加工した場所など気になりますよね。
家庭で冷凍すれば、産地もはっきり分かっていますし、ゆでる前の水洗いなんかもしっかりやっていると確信できるので、自信をもって家族に食べさせられますよね。
栄養素や風味を損なわないブロッコリーの冷凍方法
それではおすすめの『ブロッコリー』の冷凍方法をご説明しましょう。
生のままのブロッコリーも冷凍できる!
①ブロッコリーを小房に分けてカットする
②水でさっと洗い、水分を取ってから1つ1つラップで包んでおく
③ジップの付いている保存袋に入れて急速冷凍する
生のままで冷凍保存すると、ブロッコリー本来の歯ごたえや風味を失わずに食べることができます。
ただし、生のままブロッコリーを冷凍した場合、食べる際は加熱する手間がかかります。
外国などではブロッコリーを生で食べる文化がありますが、日本ではゆでて食べるほうが一般的ですよね。
ゆでたブロッコリーを冷凍するには?
①ブロッコリーをよく洗ってから小房にカットする
②鍋にお湯を沸騰させ、塩1つまみを加え、30秒ほど茹でます
③ザルに上げて水気を切り、さらにキッチンペーパーで水気を拭き取る
④あら熱が取れるのを待ち、取れたらジップ付きの保存袋に入れて急速冷凍する。
ゆでてから冷凍すると、解凍する際もそのまま使えますよね。
ブロッコリーをサラダなどで使う場合のゆで時間は、2~3分程度ですが、冷凍する場合は固めにゆでます。
栄養や風味が損なわれますので、長時間の加熱は禁物です。
ゆでてから冷凍した場合のブロッコリーの場合、少し水っぽい感じになりますので、煮込み料理に使うとおいしさが保たれておすすめです。
煮物や炒め物の場合、冷凍されたまま使えて便利ですよ。
急速冷凍ですが、金属のトレーなどに入れると早く冷凍できます。
生とゆでたもの、どっちが冷凍するならおすすめ?
生のままでも冷凍できますが、調理する際に熱を入れる必要がでてきます。
そのため、一度お湯かレンジで茹でてから冷凍するのがおすすめです。
ブロッコリーをレンジで加熱する方法とは?
ちなみに、ブロッコリーはゆでるよりもレンジで加熱したほうがビタミンCを損なわないんです。
電子レンジで調理する場合の加熱時間は、
でオッケーです。
ブロッコリーの冷凍期間や解凍方法とは?
ブロッコリーを冷蔵庫で保存する場合、購入してから約2~3日程度で傷み始めてしまいます。
ちなみに、ブロッコリーが傷んでいるかどうかを見分けるポイントは、
です。
見た目はもちろんですが、こうなると味や食感も落ちてしましますのでご注意くださいね。
冷凍したブロッコリーの保存期間は?なんと1か月!
もし、ブロッコリーを冷凍(生、ゆでてからともに)して保存した場合、保存期間はなんと約1カ月程度に伸びます!
冷凍された状態にもよりますが、それでも冷蔵保存と比べるとかなり長いですよね。
冷凍ブロッコリーは解凍時に水っぽくなりがちですが、上手に冷凍すればブロッコリー本来のきれいな色の変色や味、食感もほとんど変わりません。
これならすぐに使う予定が無くても、安い日に多めに買っておいて使えますね。
では次に、ゆでて冷凍しておいたブロッコリーを解凍する方法をご紹介していきましょう
電子レンジを使う場合は?
まずは、1番簡単で1番ポピュラーな方法です。
電子レンジだったらお鍋もいらないので、とってもお手軽です。
電子レンジを使用する場合ですが、500Wで40秒ほど温めてあげればOKです。
温めすぎると味や食感が変わってしまいますので気を付けてくださいね!
湯通しする場合は?
次に湯通しをする方法。
沸騰したお湯にささっとくぐらせるだけでオッケー。
ザルに上げ、少し置いておき、荒熱を取ってあげるとちょうどよい固さに仕上がります。
冷凍する前のゆで時間はたったの30秒、解凍するゆで時間もほんの少しだけ。
余熱で十分中まで熱が入りますのでこれくらいでちょうど良いのです。
むしろ、これ以上加熱してしまうと、ゆですぎブロッコリーになって、本来の味わいが楽しめません。
自然解凍でお弁当に入れるのもOK?
冷凍したブロッコリーは、そのまま自然解凍でお弁当に入れてもオッケー!なんです。
お弁当に入れるなら、生のまま冷凍したブロッコリーより、ゆでたほうのブロッコリーのほうがおすすめです。
凍ったままのブロッコリーを、直接お弁当箱に詰めておくだけなので、かなりの時短になりますよね。
保冷剤がわりにもなりますし、食べる時間には自然解凍されますよ!
最後に
いかがでしたか。
ブロッコリーの冷凍保存は栄養も損ないませんし、保存期間もかなり長くなりますし、いい事ずくしです!
栄養価が高く、美容や健康にも良いお野菜ですので、ぜひ積極的にブロッコリーを使ったメニューを取り入れてみてください!
その際は栄養たっぷりの茎までしっかり使用してくださいね。