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玉ねぎを吊るすのはなぜ?保存期間と場所は外?結び方や使う道具は紐かネットだけ!

料理
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さやか
さやか

玉ねぎを大量に頂いたけど、段ボールで保存したら、すぐに傷んで食べられなくなっちゃった。吊るして保存するといいって聞いたことがあるけど、どんな風に吊るせばいいのかしら。保存場所や期間はどうなるのかな?

 

玉ねぎって年中価格も安定していますし、どんな料理とも相性がよくて、保存も効くので、常備しておきたい野菜の一つですよね。

そんな玉ねぎですが、大量に買うと安いこともあって、大きなネットに入ったものを買ったり、新玉ねぎの時期にたくさんいただいたりと、保存場所に困りませんか?

常温で保存すると、いつの間にかにドロドロになって腐ってしまったりして、もったいないですよね。

そんなときは、玉ねぎを吊るして保存するのがおすすめです。

なぜ玉ねぎを吊るしたほうがいのか、その理由や正しい結び方や使う道具、保存期間がどれくらい伸びるか、などについてご紹介いたします。

玉ねぎを吊るす理由って?保存期間が延びるの?

玉ねぎを吊るして保存するのがおすすめの理由とは?

 

まず、玉ねぎを吊るす理由についてご説明いたしますね。

玉ねぎを吊るす理由は、玉ねぎを乾燥させて長い期間保存ができるようにするためです。

常温や冷蔵庫でタマネギを保存するよりも、吊るして乾燥させたほうが保存できる期間は延びます。

玉ねぎは湿気が苦手な野菜です。

新玉ねぎは特に水分が多いので、ちょっと置いておくだけで、周りからぐずぐずになったり中が黒ずんだりして、すぐに傷んでしまいますよね。

玉ねぎをしっかりと乾燥させることで、傷んだり虫が寄ってこなくなるんです。

玉ねぎ同士がくっ付いていると、湿気が溜まってそこから傷んできますので、玉ねぎを乾燥させる場合は、しっかりと距離を離すのがポイントです。

よく田舎の農家などでは、軒先に玉ねぎがぶら下がっている光景を見かけると思いますが、あれは玉ねぎを乾燥させて保存しているんですね。

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玉ねぎを冷蔵庫で保存する場合のポイントは?

常温保存ができる玉ねぎですが、もちろん冷蔵庫でも保存可能です。

冷蔵庫の野菜室に入れる場合は、りんごと一緒に入れるのは止めましょうね。

りんごから出るエチレンガスが玉ねぎを発芽させてしまう作用があるため、傷みやすくなってしまいます。

野菜室で長期保存したい場合は、タマネギ同士がくっ付かないように新聞紙に一個ずつ包んであげるとより保存期間が延びるでしょう。

傷んだ玉ねぎはすぐに取り除けば大丈夫!

傷んだ玉ねぎを発見したら、周りの玉ねぎに被害が及んでいないかしっかりと確認しましょう。

傷んだ玉ねぎがある場合、そこを中心にきれいな玉ねぎも腐っていきます。

ご家庭でも玉ねぎを吊るせる場所があるならば、試してみてはいかがでしょうか?

結んだりするのが難しそうですが、ビニール紐やネットさえ用意すればとっても簡単です。

タマネギを吊るす場所や時期、結び方については次の章をご覧ください。

玉ねぎを吊るす最適な場所や時期、正しい結び方とは?

玉ねぎを吊るす場合の最適な場所とは、ずばり風通しがよくて乾燥している場所、かつ直射日光や雨が当たらない場所です。

農家などでは軒先など玉ねぎを吊るせる場所がありますが、一般的なお宅ですとどこがいいのでしょうか。

風通しがいいということで、外がベストなのかもしれませんが、ベランダだと雨に当たってしまう可能性がありますので、ご注意くださいね。

屋根があるベランダや軒先などがおすすめですが、そんな場所ないわ、という場合は、見た目はどうかと思いますが、キッチンや玄関などの涼しいスペースなどもおすすめです。

玉ねぎを吊るしていて雨が降ったら?

玉ねぎがもし少し濡れてしまったら、傷みやすいのでできるだけ早く乾燥させましょう。

しっかりと乾燥している玉ねぎには虫はつきません。

でも濡れてしまって傷んだ玉ねぎには虫が寄ってきますので(特にゴキブリ・・・)、湿気には十分お気を付けください。

玉ねぎが茎付きだった場合に吊るす結び方とは?

新玉ねぎを収穫した状態から吊るしたい場合、茎(15センチほどあると良い)が残っている場合、根をカットしてから、紐などで結びます

 

玉ネギの縛り方

動画で紹介されていましたので、ご参考まで。

茎がない玉ねぎを吊るすならネットやストッキングがおすすめ!

スーパーで、表面が茶色くなっている玉ねぎを購入した場合、保存が可能です。

環境が最適であれば、乾燥した玉ねぎは2か月程度の保存が可能です。

一般的な玉ねぎは茎がついていませんので、みかん用のネットや排水溝用のネットなどに入れて吊るすのが簡単です。

専用のネットも売っていますので、ホームセンターやネットなどでチェックしてみてくださいね。

もしネットが手に入らなかったら、使い古しの伝染したストッキングでも代用可能です。

一個ずつ入れて、結び目を作れば、必要な分だけカットして取り出せて便利です。

もし、どうしても玉ねぎを吊るす場所がない!という場合は、かごなどで代用可能です。

その場合も、玉ねぎどうしがくっつかないように、新聞紙などでくるむか、一個ずつ仕切りなどでスペースをあけて入れるようにしましょう。

新玉ねぎは保存には適さないので、できるだけ早めに食べきりましょう。

玉ねぎを吊るすとゴキブリは寄ってくる?対策はある?

前の章でもお伝えしたとおり、玉ねぎが傷むとゴキブリが寄ってきます

ゴキブリは玉ねぎのにおいが大好きです。

ホウ酸団子は玉ねぎを混ぜて作って、独特なにおいがしますよね。

もし、お宅でゴキブリを見たことがあるのであれば、ゴキブリが寄ってくる可能性大です。

そんな場合は、目の細かいネットに入れておけば、玉ねぎの袋にゴキブリが入ってくることはありません。

ゴキブリが寄ってくるのが困る場合は、ゴキブリが苦手な柑橘類(みかんやレモンなど)の皮を一緒に入れておくのがおすすめです。

終わりに

玉ねぎの収穫時期などに、大量に頂くことってありますよね。

吊るして乾燥させた状態で置いておけば、2か月程度は美味しくいただけますので、ひと手間かけてみてはいかがでしょうか?

常温保存できる玉ねぎですが、夏場に気温が上がるとやはり傷みやすいです。

そんな場合は、冷蔵庫で保存して、美味しく食べきりましょう。