カレーの日の献立って、カレーとサラダばっかりでマンネリ気味になりがち。サラダ以外でおすすめの副菜ってどんなものがあるのかしら。
お手軽で家族みんなが大好きなカレーライスは、献立に迷った日のお助けメニューですよね!
冷蔵庫の野菜の中途半端な残りをきれいに片づけてくれる優秀メニューでもあります。
とはいえ、カレーのみともいかず、カレーの日の献立に迷うところです。
きゅうりやトマト、レタスを切って…のサラダは定番ですが、毎回定番サラダというのもマンネリ化しがちです。
今日は皆様の献立のアイデアの一助になればと、サラダ以外のカレーに会う副菜や、スープ、子供も大好きな卵料理のサイドメニュー等についてお伝えします!
カレーを辛くする方法については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
カレーの日は献立で悩む!定番のサラダ以外でおすすめ副菜は?
「またカレー?!」の声が家族から上がらないように、副菜で変化を富ませたカレーの日の献立のレパートリーを増やしたいところですよね。
でも、毎回あれこれ考えるのもなかなか億劫な悩みどころでもあります。
定番メニューのサラダ以外のおすすめの副菜をいくつかのパターンに分けてご紹介していきます。
【パターン1】いつもの生野菜をひと工夫!
いつも使う野菜をライスペーパーでくるっとひとまきするだけでおしゃれな副菜の完成です。
本格的なソースを作らなくとも、普段使いのドレッシングでも立派なソースになります。
胡麻ドレッシングなど少しとろみのあるものが特におすすめです。
根菜やパプリカなどを豪快に切って、オーブンやグリルで焼き目がつくまで焼くだけの簡単な一品。
オリーブオイルをかけて、ハーブ塩をかければちょっぴりおしゃれに仕上がります。
サラダの一環ではありますが、フランスの家庭料理です。
人参を細く千切りにして、はちみつ・マスタード・酢・塩コショウと混ぜ合わせます。
味付けは、はちみつやマスタードがない場合はフレンチドレッシングでも大丈夫ですし、レーズンやオレンジ、くるみを混ぜてもおいしいです。
ピクルスの酸味がカレーにぴったり合います。
酢、砂糖、塩、ローリエの葉、鷹の爪を混ぜ合わせたピクルス液に、にんじんや大根、パプリカなどのお好みの野菜を漬け込むだけです。
和食のイメージがありますが、意外とカレーにも合うのがやさしい味付けの煮びたし。
和のままでもよいですし、ナスの煮びたしや湯むきしたトマトとオクラの煮びたし等に仕上げにさっとオリーブオイルを垂らして洋風に仕上げるのもカレーにあう一品です。
韓国料理のイメージですが、こちらもカレーになかなかあう副菜です。
もやしやホウレンソウをさっとゆでて、粉末の中華だしの素とごま油、いりごまを和えるだけ。
簡単でリーズナブルにできて栄養満点ですよ!
【パターン2】意外に使える豆腐の副菜!
こちらも和食のイメージですが、トッピング次第でおしゃれでボリューム満点な副菜に大変身。
たとえばショウガやネギの代わりに上に刻んだトマトとちりめんじゃこ、大葉をのせたり、フライドオニオンをトッピングしてみたり、しょうゆの代わりにドレッシングを使うなどすればこちらも簡単、立派な一品です。
こちらも意外かもしれませんが、カレーの辛さをやわらげてもくれて絶妙な相性をみせる副菜です。
欲張っていろいろ具材をいれなくとも、カレーの副菜としては『人参の白和え』など一品野菜で作るのもおすすめです。
「少しボリュームのある献立にしたいけれど、カレーにもお肉が入っているし…」と迷った場合は、水切りした豆腐をスライスしてオリーブオイルで焦げ目がつくまでソテーする豆腐のステーキがおすすめです。
こちらも冷奴同様トッピングやソースでアレンジが可能です。
厚揚げも使えますね。
いわずもがなの一品ですが、ゴーヤの苦み、豆腐と卵、実はカレーに会う一品です。
夏に副菜として出したいですね。
【パターン3】がっつりボリューム増の副菜!
から揚げ等のがっつり揚げ物ももちろんありですが、副菜感をだしたいなら同じ揚げ物でも野菜のフリッターがおすすめです。
とうもろこしのフリッターやブロッコリーやカリフラワーのフリッターなどはボリュームもありおいしいですよ。
本場のカレーの副菜といえば、サモサを浮かべますが、サモサを家で一から作るのはなかなか…という場合、春巻きの皮で代用していまいましょう。
じゃがいもの炒め物や、ポテトサラダや卵サラダなど好きな具材を包んであげれば立派でボリューミーな副菜にしあがります。
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スープ系や卵系の定番の副菜については次の章で詳しいレシピも交えてお伝えします!
カレーにスープっておかしい?栄養満点スープがおすすめ!
カレーの日にスープ、というと不思議な感じがする方もいらっしゃるかもかもしれませね。
がっつり系がお好みの男性には不評かもしれませんが・・・。
インドではカレーと一緒にレンズ豆やひよこ豆のスープが出てくることも多く、カレーの辛さを和らげてくれたり、サラダよりも吸収しやすい形でいろいろな食材の栄養素が取れたりする優秀なサイドメニューの一つです。
スープの系統にわけてレシピを紹介していきますね。
カレーが濃い味なので、スープはさっぱりさせたいという場合はコンソメスープや中華スープ、オニオンスープなどがおすすめです。
例えばカレーの具材にはない海藻類を補うために、次のようなワカメを具材に使ったスープを組み合わせるのもいいですね。
シンプルなコンソメスープは何にでもあいますね。具材も自由が利くのがうれしいところです。
カレーの刺激を少し和らげてくれるクリーミーなスープも相性のいい献立メニューのひとつです。
例えば、じゃがいもの冷製スープのヴィシソワーズでしたら、熱さと冷たさ、辛さとやさしさ、のコントラストがうれしい献立に仕上がります。
さらに甘さを求めるなら、おすすめはさつまいもを使ったスープ。
お子様にも喜ばれる味です。
牛乳をつかってもオッケーですし、ヘルシーがお好みなら豆乳ベースもよいですね。
こちらは少々贅沢感がありますが、クラムチャウダーもカレーにあう一品です。カレーは肉ベースで、クラムチャウダーはアサリベースで、違った味を楽しめる献立になります。
トマト系といえばなんといってもミネストローネでしょうか。
こちらはカレーと同じような具材を使いながら違う味に仕上げられるので材料を有効活用できるスープでもあります。ボリュームがほしいときはミニパスタやマカロニを投入するのもよいですね。
そのほかにも酸辣湯のようなすっぱいスープや、カボチャのポタージュにシナモンをかけたスープなども、実は相性が良かったりするのでいろいろと試してみてくださいね!
カレーの日の献立で子供が喜ぶ卵料理って?
ここまでいろいろな副菜や献立を挙げてきましたが、多くの子どもたちが大好きなカレーには、子どもたちがよろこぶ副菜をつけたいものですよね。
カレーに卵が合うことは言わずもがな、目玉焼き、ゆでたまご、温泉卵…子供だけでなく大人だってカレーにのっているだけでテンションがあがります。
ここでは献立として特に子供が喜ぶ卵料理をご紹介していきます!
カレーに目玉焼きや生卵をのせることはよくありますが、オムレツ、はなかなかないのではないでしょうか。
オムレツのうれしいところは具材をいろいろと入れられるところです。
きのこやベーコン、チーズなどを入れたオムレツなら満足度も高まりますし、りっぱな一品になります。
ノーマルなトロリとしたオムレツももちろんおすすめですが、食べ応えを楽しんでほしいときはスパニッシュオムレツもおすすめです。
具材をいれて電子レンジでチンするだけの簡単ココットは、じつは贅沢な一品。
いろいろな具材で楽しめますし、「ほうれん草のココット」「トマトのココット」など単品野菜でも十分豪華な一品に仕上がります。
ここでは子供たちに人気のありそうなトマトソース味のレシピを紹介しておきます。
また、揚げ物、卵、というカレーに乗せてうれしい2つの要素を同時に合わせもったこちらのたまごフライもおすすめです。
こちらも、別に食べるもよし、カレーにのせて食べるもよし、のカレーとの相性は間違いない、中から溶け出す卵がうれしい一品です。
最後に
カレーにあう献立がなかなか思いつかないのは、なんとなく固定化したカレーのイメージを各々に持っているからなような気がします。
それは各々の家庭の味や、定番のレストランや定食屋さんででてくるものにより、オーソドックスな良さもありますが、日々の献立の中ではレパートリーにも悩みますよね。
今回いろいろな献立を挙げてみましたが、試したいものはありましたでしょうか?
こうやって見てみると、カレーがいかにいろいろな料理を受け止めてくれる包容力があるかを感じずにはいられません。
ここで挙げたメニューをお試しいただくもよし、これらを見ながら皆様が思いついた献立をお試しいただくのもよし、です。
ぜひ自由に、大切な家族やご友人の皆様などと囲むおいしいカレーの献立を楽しんでつくってみてくださいね!