お風呂の排水溝が詰まって流れなくなってしまった・・・業者に依頼するのも大げさな気もするので、自分でできる対処方法はないのかな。業者に頼むとしたらいくらくらいかかるの?
お風呂場の排水溝のつまりって、普段髪の毛を流さないように気を付けていても突然起こりますよね。
なんだか排水溝の流れが悪いような・・・と気になっていても、後回しにしがちな場所でもあります。
気づいたら水はけが悪くなり、水やお湯が逆流?!なんて状態になって焦りますよね。
実際にそんなことがあり、その時の経験から対処法と日々の簡単な掃除方法についてご紹介いたします。
排水溝のつまりの対処法で実際にやった方法とは?
現在住んでいる家のお風呂で起きたハプニングのお話です。
一戸建ての普通のおふろの普通の排水溝なのですが、バスタブのお湯を流すとシャワーからの排水と同じ場所に流れるタイプのものです。
髪の毛の長い家族がいれば排水溝に髪の毛のゴミはたまりがちですよね。
我が家もそんな感じで、それに加えて子どもがポイポイと排水溝に捨てた小さなゴミ(ヘアゴムやらバスボールのマスコットやら・・・)なんかも気が付くとたまっています。
浴室乾燥機付きなので、お風呂で洗濯物を干すこともあるのですが、その際に落ちるゴミや洗濯物についたほこりなんかもすごく風呂床に落ちます。
ゴミを捨てなくちゃと気になってはいるものの、日々の忙しさや掃除を後回しにしがちで中々取り掛かれずにいました。
ある日のこと、バスタブのお湯を抜いても水が流れていかない事態になってしまいました。
おふろの水が排水されずに、排水溝の中からごぼごぼと水が逆流してる感じまでします。
お風呂の排水溝にある髪の毛などのゴミを取り除く
慌ててゴム手袋をはめて排水溝に残っているゴミを取り除きましたが、奥のほうが完全に何かが詰まってしまっている状態でした。
排水溝の外せる部分のドロドロもカビハイターで取り除きましたが、もうそういう問題ではありませんでした。
ラバーカップとつまり解消の洗剤(パイプユニッシュ)を購入
どうしようもないということで、急いで近所のドラッグストアへ走りました。
とりあえず、パイプのつまりに効きそうなトイレ用のラバーカップと髪の毛などを溶かすつまり解消の溶剤(パイプユニッシュ)を購入しました。
それぞれの金額ですが、ラバーカップは1000円程度、溶剤は300円程度です。
ラバーカップはトイレ用しか置いていなく、おふろの排水溝のサイズに合わないような気もしましたが、パイプのつまりなら使えるのでは?と思い購入しました。
意外と我が家のおふろの排水溝の形にはあのラバーカップの形があったのですが、うまく吸引できずに無駄になっていまいました。
しかも、(後々わかるのですが)単純な固形物の詰まりじゃないのでラバーカップですっぽんしたところでつまりが解消されるわけではなかったのです。
髪の毛などを溶かすつまり解消の溶剤(パイプユニッシュ)は、そもそも排水溝周辺自体が水浸しなので、その状態ではうまく使うことができませんでした。
せっかく購入したラバーカップとつまり解消の溶剤は、ほとんど活躍せず残念な結果になりました。
つまり解消用のパイプクリーナーは、かろうじて水が流れる状態の場合には有効ですが、まるっきり詰まってしまった場合には使えないということです。
流れが悪くなってきたと感じたときに使うのがいいでしょう。
ネット検索でペットボトルが使えると知り試してみる
いよいよ、どうにもならないので再度ネットで検索したり、親に相談してみたりしました。
ネットで検索すると、ペットボトルを使って排水溝のつまりを解消する方法が載っていました。
大き目(2リットル)のペットボトルを用意し、排水溝の上の部分から空気を送り込むだけです。
何度か、ペットボトルをへこませて、ポンプのようにパイプの中へ空気を送り込みましょう。
空気の圧力で排水溝のパイプの中のつまりが解消されるというわけです。
空気が漏れないようピッタリと排水溝に隙間ができないようにセッティングしましょう。
だたし、この方法もお風呂の排水溝の形にぴったり合わず、うまくいきませんでした。
※我が家の場合、キッチンの排水溝も形が合いませんでした、残念。
いらないタオルを使って排水溝のつまりが解消できる?
こちらもラバーカップの原理と同じで、不要になったタオルを排水溝に詰めて一気に引き抜くことでつまりを取るという方法です。
②60度程度のお湯を排水溝にためる
③タオルと一気に引き抜く
キッチンの排水溝のほうがお湯をためやすいのでやりやすそうです。
この方法もうまくつまりは解消できませんでした。
お風呂の排水溝のつまりに業者を依頼してみた体験談や金額は?!
もう自分では手の打ちようがなく、今回は業者へ連絡し対応して頂くことにしました。
早々に来てくださり業務用の吸い取り機で即座に対応していただき、ものの10分程度で解決しちゃいました!
料金は8000円ほどかかりましたが、なんとかなってよかったです。
何が詰まっていたかというと、大量の髪の毛や石鹸カス・へどろなどなど、どろどろの汚れがたくさんつまっていました。
業者の方による作業時間は10分程度でしたが、これを自力で対処するのは無理だったとのことです。
私の掃除をあまりにも怠ったせいで排水管の奥の方まで詰まっていたことにより、もう少しで大工事になるところだったとのことです。
業者に対応していただき費用はかかったですが、無事に解決したことや業者の方にお掃除方法について色々聞くことができたので私にとってはすごく勉強になったハプニングでした。
お風呂の排水溝のつまりにワイヤーを使う場合は注意が必要!
ちなみにですが、ホームセンターなどではパイプのつまり解消用のワイヤーが販売されています。
パイプのつまりを直接掻き出せるので簡単に作業ができそうですが、使い方が難しいうえに間違えると逆につまりが酷くなってしまったり、ワイヤーが届かない場所は結局汚れたままになってしまいます。
ワイヤーを検討するなら、プロにお任せしたほうが安心ですし、すぐに直してくれるので、結局は安くて速い、ということになりそうです。
どうしてもご自身でなんとかしたい場合は、排水管自体が劣化している可能性もあり難易度が高い作業となりますので、慎重に行ってくださいね。
最後に
業者さんが教えてくださったことは、やはり1か月に1度は排水溝のへどろや髪の毛などの掃除は必須らしいです。
あまりにも汚れてしまうと掃除自体が面倒になりがちな為、その前に対応することの大切さを改めて実感しました。
この記事を読んでくださっている皆さんも是非排水溝のお掃除はこまめに取り掛かることをお勧めします!
その後、私は排水溝の掃除をする際、
の3点を用意しへどろや石鹸カスなどをシャワーで流しながら掃除し、排水溝奥の髪の毛などをゴム手袋装着後に引出して詰まらないように注意して生活していました。
業者さんからは1か月とアドバイスいただきましたが、3か月に1度のペースで問題なく快適に生活できていました。
本格的に排水溝が詰まってしまう前に実践してみてください。