ちょっと目を離したすきに、子どもが壁に絵をかいちゃった・・・しかもボールペンって油性だよね？どうしてこんなことに。ボールペンの跡ってきれいに消えるのかしら。
気づいたら子どもが壁に落書きをしてしまったら、かなり落ち込みますよね。
こどもがやるならまだしも、自分で書類を書いているときにちょっとボールペンが壁に当たって跡がついちゃった、なんてこともたまにあります。
そんな時はまず慌てず落ち着きましょう。
油性の頑固なボールペン跡ももしかしたらきれいに消えるかもしれません。
壁紙についたボールペンの跡を消す方法について、体験談をご紹介いたします。
壁の油性ボールペンの落書き跡は消えるのか？
小さなお子さんがいるご家庭では、壁紙についた汚れが気になりませんか？
壁紙についた汚れと言っても様々。
食べ物などの油汚れや、手あかなど日常生活でついてしまうものもあれば、子どものイタズラで故意に書かれたペンの跡まで様々です。
我が家では、１歳過ぎた子どもがボールペンを持って壁に落書きする事件が発生しました。
今回は、その時に実践した方法をお伝えします。
結論から言うと、ちゃんと元通りに落ちました！
いろいろ試したわりに、簡単で笑ってしまうほどきれいに落とせたので、ぜひこの方法をお試しくださいね。
壁のボールペンの落書き、油性？水性どっち？
最近のボールペンって、水性のものはだいぶ減ってきているんですって。
ご存知でしたか？
・油性
・ゲルインク（水性）
代わりにメジャーになったのが水性のゲルインクという種類のボールペンです。
水性なのににじみにくくて耐久性があるのでとっても使いやすいんですよね。
油性のほうが耐水性や耐久性に優れているので、濡れたり洗ったりする可能性があるものやお名前書きにも使えるので便利ですよね。
文字を書いているときにインクがなかなか乾かなくて、ビローンと文字が伸びたりインクがにじんだりするので、私は油性ボールペンが好みです。
水性のボールペンの見分け方は、
です。
壁紙に書いたボールペンのインクを落とす場合、そのボールペンが水性か油性かを確認しましょう！
油性と水性では落とすときに使うものが違ってきます。
油性のボールペンの落書きを消すためにあれこれ試行錯誤！
そして、今回落としたいのは油性のボールペンの落書きです。
水性であっても油性であっても、落書きされてから時間が経過すると、なかなかインクが落ちにくくなります。
時間との勝負ですので、
今回は「油性」なので、壁紙に書いてしまってはなかなか取ることができません。
慌ててまずはじめにやってみたのが、台所用洗剤をタオルにつけて拭き取る方法です。
洗剤を付けた布でくるくると優しく落書き跡とこすってみました。
しかし、なかなか落ちませんでした。
オキシクリーン（酸素系漂白剤など）もつけてみましたが、効果なしです。
ほんのり薄くなった気がするだけ。
ハイター（漂白剤）も試してみましたがびくともしませんでしたし、歯磨き粉も有名ですが、どうもきれいに落ちませんでした。
調べてみたら、
・台所用洗剤
・ガラスクリーナー
は水性のボールペンを消すときに使うといいようです。
壁の汚れで効果があったのはなんとクレンジングオイル！
最後に試してみたのがクレンジングオイル。
我が家で試してみた方法はこちらです。
■準備するもの■
・綿棒
・キッチンペーパー
①ボールペンの跡にクレンジングオイルを染み込ませた綿棒でくるくると撫でて染み込ませます
②キッチンペーパーなどを重ねて置き、トントンと上から叩いてクレンジングオイルを拭き取っています
少しずつ汚れが浮いて、重ねて置いたキッチンペーパーに汚れが移り始めました！
力強く書かれたペンの跡は、壁紙に傷跡が残りペンの汚れも落ちづらいですが、何度か繰り返すうちに色が薄くなっていくと思います。
決して強くこすらないように！
頑張って落とそうと力任せになると、壁紙がはがれる原因になります。
我慢して少しずつ汚れを落とすようにしましょう。
この時、メラミンスポンジでこすりたくなりますが、インクが広がったり壁紙がはがれたりする可能性があります。
お気を付けください。
もしクレンジングオイルを試される場合、壁紙の材質によってはしみこんでシミになってしまうものもあります。
汚れを落とす部分の材質を確認し、ぜひ目立たない場所でお試しの上、使ってみてくださいね。
壁紙のボールペンの落書きを落とすときの注意点！
まずは、
水性か油性かがわかったら、使う道具を準備して
掃除をしているときは、
こと！
一気に落としたくなりますが、汚れの範囲が広がって、余計大変になります。
そして、
です。
インクが落ちても、壁紙がボロボロになってしまっては意味がありません！
最後に
今回試した方法は、我が家で効果的だったものです。
もしかしたら、クレンジングオイル以外でも簡単に汚れを落とす方法があるかもしれません。
子どもが落書きをしてしまった時、賃貸だから敷金が返ってこない…と絶望した気持ちでしたが、どんな汚れも放置せずに努力すれば、きちんと落とすことができます。
慌てずに対処してみてはいかがでしょうか。