白い服の脇の黄ばみが気になる。普通に洗濯しただけじゃ落ちないけどどうすればいいのかしら。
夏だけでなく春や秋のちょっと汗ばむ日、冬でも暖房で暑いくらいの部屋にいる場合や運動した場合など、汗をかきます。
脇に汗をかきやすい方は、白い服の脇が黄ばみになって落ちないって事がありますよね。
脇の汗ジミの黄ばみの原因は、身体から出る皮脂や洗剤や制汗剤の洗い残しが原因の場合の時があります。
白い服についてしまった脇の黄ばみの落とし方についてご紹介いたします。
汗ジミから黄ばみになった衣類の落とし方で簡単な方法は?
なかなか落ちない頑固な黄ばみ。
洗濯してきれいになったように見える服ですが、実は繊維の奥にしみこんだ皮脂まではしっかり落とせず蓄積されていくんです。
何度洗濯しても黄ばみが酷くなっていくのはこういう頑固な汚れが時間とともに黄色く変化してきたもの、ということです。
洋服のこすれる部分や汗をかきやすい場所ばかりが汚れていきますよね。
もったいないけど、もう捨てるしか方法はないのかな、と思いがちですが、気軽に手に入るものを使って洗ってみましょう。
汗ジミから黄ばみになってしまった汚れを落とす簡単な方法を少し紹介します。
台所洗剤を使用して汚れを取る方法
まずは簡単にできる方法から。
普段使っている
を、黄ばみの部分に直接かけます。
洗剤のメーカーはなんでも大丈夫です。
※食器用洗剤は油汚れに強いので、皮脂やたんぱく汚れをきれいに落としてくれます。
不要になった歯ブラシや洗濯用のたわしなどで黄ばみ部分にすり込ませ、軽くこすります。
黒ずみや黄ばみがするすると浮き上がってきます。
汚れが浮き上がってきたら、酸素系漂白剤を表示の容量どおり、
40度~50度の少し熱めのお湯
に溶かします。
お湯に漬け込むことでさらに良く汚れが落ちてくれます。
30分~1時間程度位つけ置きしたあと、普段通りに洗濯しましょう。
つけ置き時間が長すぎると生地が傷むので、パッケージに記載されているつけ置き時間を守ってくださいね。
台所用洗剤以外では、部分洗い用の洗剤やクレンジングオイルなども同じ要領で使ってもオッケーです。
重曹ペーストを使う方法
それでも黄ばみが落ない場合は、
を上手に使って、簡単に黄ばみを落とす方法を試してみましょう。
洗濯用の重曹を使うのがいいですが、なければ食品用でもかまいません。
市販の粉末酸素漂白剤と重曹を1:1の割合で混ぜ、少量の水を加えてペースト状に混ぜます。
黄ばんでしまった部分に、使い古しの歯ブラシなどを使って重曹ペーストを塗り込みます。
ペーストを塗った部分にドライヤーの温風を当ててから、普通に洗濯機で洗濯します。
漂白剤を利用する場合の注意点は、蛍光漂白剤は、色物や柄物が色落ちしてしまう可能性があります。成分に注意してください。
セスキ炭酸ソーダ水を使う
セスキ炭酸ソーダは100均でも売っています。
スプレーボトルに水500ミリリットルとセスキ炭酸ソーダを小さじ1入れてよく混ぜます。
黄ばみ部分にセスキ水をスプレーして、20~30分程度時間を置きます。
その後普通に洗濯するだけです。
煮洗いしてみる
なんだかハードルが高そうな煮洗いですが、お鍋さえ用意してしまえば簡単なんです。
お湯を沸かして、大さじ1程度の重曹を入れて10分程度ぐつぐつ煮るだけです。
オシャレ着や色柄物には不向きですが、綿製品には効果抜群です。
臭いもすっきりと落としてくれます。
煮すぎると生地が傷みますので、様子を見て衣類を取り出しましょう。
やけどに注意です!
黄ばみを防ぐ簡単にできる対策とは?
まずは洗濯の時にあらかじめ汚れが酷い部分を手洗いすること!
そして、衣類の洗濯が終わった後に
を、汗をかいて黄ばみやすい場所に軽くつけておくと、黄ばみを予防することができるんです!
ベビーパウダーは、体から出る皮脂を吸収してくれるので、生地に油汚れがしみこむのを防いでくれます。
新しく買った服も、黄ばみやすい場所に「ベビーパウダー」をはたくだけで、黄ばみだけでなくそれ以外の汚れも付きにくくするように対策しましょう。
洗濯のりも効果的です。
アイロンの際にスプレーするだけなので、とっても簡単ですよね。
市販の脇用のパッドを使用したり、下着に脇パッドがくっついているものを着用するものおすすめです。
制汗剤で脇の汗を抑えるのもいいのですが、服に制汗剤が付着するとそれが黄ばみの原因となることもありますので注意してください。
毎日のお洗濯の際には、酸素系漂白剤か過炭酸ナトリウムを洗剤にプラスすると、衣類の全体的な黄ばみ防止に役立ちます。
ワイシャツなどをご家庭で洗濯している場合は、たまにはクリーニングに出してみるのもいいかもしれませんよ。
最後に
いつでも清潔な白い服を着たいですよね。
洋服の黄ばみを諦めて捨ててしまう前に、身近なものを使って簡単に汚れを落とす方法を実践してみてはいかがでしょうか。
どうしても落ちない黄ばみは、やはりプロにお願いするのが一番です。
近所の評判のいいクリーニング屋さんを探しておくのも一つの手ですよ!