さつまいもってどれも同じに見えるけど、あまり甘くないものに当たっちゃった。おいしいサツマイモの見分け方ってあるのかしら。さつまいもを甘くする方法って?
秋はサツマイモの季節ですね!
焼き芋に蒸かし芋、スイートポテトなど、女なら大好物という方も多いのでは?
スーパーでさつまいもを買ってきて、料理をしようと包丁を入れてみると、なんか白い筋が入っていて、中がスカスカしていてハズレだった・・・とがっかりした事ありませんか。
実はさつまいもは見ためだけでも美味しいかを判断する事ができるのです。
今度から失敗しないように美味しいサツマイモの見分け方のコツをご紹介いたします。
サツマイモの甘いものの見分け方は?
美味しくて甘いサツマイモって?
皮の色が紫色になるのさつまいもの品種は、沢山あります。
健康においしく育ったさつまいもは、
なんです。
レモンの形の形のように、
をしていて、
がオススメです。
また、
の方が美味しいです。
さつまいもの先っぽの切り口にあめ色の蜜が出ていて、蜜が乾いて黒くなった跡があるものは、絶対買い時です。
糖度が高くて、料理にしたときにおいしく仕上がります。
これはあまりおいしくないサツマイモなので注意!
絶対買ってはいけないのは、
です。
芽は、養分である「でんぷん」を使って出てきます。
芽を出すのに栄養を使ってしまうので、味は落ちてしまいます。
じゃがいもとは違って、さつまいものの芽は毒性はないので、食べても平気です!
でも、あまり美味しくないので選ばない方がいいです
また、
が出るのは、流通過程のどこかで低温障害を受けた可能性があるので、選ばないで下さい。
色や形はすごくきれいで、ずっしり重みもあるけど、表面に黒い点がポツポツがある時は、買わないようにしましょう。
劣化していてすぐに傷んでしまう可能性があります。
そして、形がいくらよくても、
は、選ばないで下さい。
くぼみが深いものは繊維質が多いので、おいしさが激減してしまいます。
甘くないサツマイモを甘くする秘密の方法はこれだ!
さつまいもが甘くなる保存方法は?
じつは、掘りたてのサツマイモはおいしくありません。
あまり甘くないサツマイモは、
と、糖化しておいしくなります。
サツマイモは冷やすと腐ってしまいます。
絶対、冷蔵庫で保存しないで下さい。
さつまいもは買ってきたらすぐに新聞紙に包んで、風通しのよい暗い涼しいところで保存するのがオススメです。
サツマイモを電子レンジで甘くする方法
サツマイモは、
のです。
つまり、電子レンジの解凍機能でじっくりと弱めに熱を入れると甘くなるということです。
とっても簡単なので、いまいちのさつまいもがあったら試してみてくださいね。
①紙袋や新聞紙で包んだサツマイモを電子レンジの中央を避けて離してのせる
②600ワットで1分半加熱する
③解凍機能か300ワットで 10分加熱する
④竹串が刺さる程度に柔らかくなっていれば完成
600ワット(レンジ強)のままで加熱すると、カラカラのさつまいもになってしまうので注意してくださいね。
フライパンでさつまいものを甘くする方法
電子レンジではどうしてもパサついたりもさもさする食感になってしまう場合、時間はかかりますがフライパンでの調理をおすすめします。
①湿らせた新聞紙とアルミホイルで包んだサツマイモを、フライパンに直接触れないようアルミホイルでU字のものを作ってのせる
②弱火にして45~90分加熱する
③20分おきごとに上下を裏返す
④竹串が刺さる程度に柔らかくなっていれば完成
さつまいもの甘味を最大限に引き出すのは、石焼き芋などです。
軽トラックで売りに来るあの石焼き芋、とっても美味しいですよね。
フライパンで作ると、あの石焼き芋の感じが少し再現できますよ!
弱火でじっくり時間をかける方法がさつまいもの甘味を引き出す一番の方法です。
オーブンを使う方法
時間がかかっても良いなら、オーブンが確実なやり方のようです。
新聞紙とアルミホイルで包んださつまいもを、天板の上に並べ、160~170℃で、約60分~90分オープンで焼きます。
オーブントースターでもオッケーです。
炊飯器を使う方法
ねっとりに作りたいときは、炊飯器を活用します。
さつまいもと水を3合目くらいまで入れて、玄米モードで炊きます。
炊飯モードと水の量で出来上がりをコントロールできるので、ホクホク系が好きな方は、水1カップをいれ、普通モードもしくは早炊きで炊いてください。
どうしても炊飯器で作ると蒸かし芋風になってしまいますので、焼き芋風にしたい場合は、仕上げにトースターで少し焦げ目をつけると風味が出て美味しいです。
最後に
甘くないさつまいもを甘くするには時間が必要でした。
掘りたてで甘くないサツマイモは、お菓子などにも利用できます。
さつまいもは、食物繊維、ビタミンE、Cと栄養豊富なので、旬の時期にはたくさん食べたい食材ですよね。
美味しいさつまいも料理で秋の味覚を楽しんでくださいね。