夏の暑い日に食べると美味しいすいか。
シャリシャリとした食感が魅力のフルーツです。
そんなスイカですが、切ってみたらもしかして腐ってる?と思うような色や見た目だったりするとショックですよね。
食べて食あたりにでもなったら残念ですが、すいかって意外に買うと高いので、捨ててしまうのももったいない。
そこで今回はすいかが腐るとどんな臭いや見た目、味になるのかや、賞味期限や冷凍保存方法、腐ったすいかが爆発する原因などについてご紹介いたします。
すいかが腐るとどんな臭いになる?色や見た目から見極めるには?
すいかの日持ちはどれくらい?賞味期限は?
加工されていない野菜や果物には賞味期限は記載されていません。
そのため、どれくらい日持ちがするのか、わかりにくいですよね。
すいかはカットしてしまうと賞味期限が短くなりますが、丸のまま保存しておくと意外と日持ちがします。
ちなみに、すいかは収穫後に追熟(甘さが増すなど)はしないので、収穫したときからどんどんと鮮度が落ちていきます。
つまり、購入した一個丸ごとのすいかは早めに食べきったほうがいいということになります。
常温で保存した場合、2週間~1か月程度は食べられますが、実際に収穫した時期ってわかりませんよね。
ですので、食べる直前に買ってきて、少し冷蔵庫で冷やして食べる、というのがおいしく食べられるということです。
カットしたすいかは日持ちしません。
スーパーで販売されているカットすいかには消費期限が明記されていますのでわかりやすいですが、ご家庭でカットした場合の消費期限はいつまで大丈夫なのでしょうか?
カットした瞬間から水分や甘みが減っていきます。
新鮮なすいかの場合は2~3日程度でしたら日持ちしますが、当日か翌日には食べきるのがおすすめです。
すいかを全部食べる予定がない場合は、カットした断面が乾かないようにぴったりとラップをかけて、冷蔵庫の野菜室で保存しておきましょう。
腐ったすいかの臭いや見た目や色は?
買ってきたすいかを食べるタイミングを逃してしまった場合、切ってみて、見た目やにおいに「あれ?これ大丈夫かな?」と不安になったら、食べる前にしっかりと傷んでいないかを確認してくださいね。
明らかに1か月以上放置していた場合や、切る前からすいかを触った感じが柔らかかったら、絶対に食べるのはやめたほうが無難です。
すいかが傷むのは、種の周りからということが多いので、種の周辺の果肉に異変が見られたら腐っている可能性が高いです。
判別が微妙な場合ってありますよね。
種の周りがちょっとぶよぶよとゼリー状になっているような?気もする、みたいなときです。
そんなときは、一口かじってみて、あまりにも味や食感がおかしい場合や、どうしようか迷った場合は、食べないほうがいいかもしれないですね。
おいしくないすいかを無理して食べたばかりに病院代のほうが高くつくこともありますので。
すいかが腐っている状態とはこんな傾向があります。
すいかが腐るまでの日数や食べた場合どうなる?
先ほど記載したとおり、すいかは丸ごとであれば常温保存で2週間~一か月程度は保存可能です。
直射日光は避けて、風通しのいい涼しい場所(冷暗所)においておくといいでしょう。
収穫したときが一番おいしい状態ですので、買ってきたらできるだけ早く食べきりましょう。
保存期間が長くなるほど、シャリシャリ感や甘みが減って、劣化していきます。
また、すいかは冷やしすぎると甘みを感じにくくなりますので、食べる直前の2~3時間冷やすのが一番おいしく食べられる方法です。
すいかが腐るまでの日数は、収穫してから店舗で購入するまでの日数や保存状態にもよりますが、10日程度で腐ってしまったケースもあるようです。
また、カットしたすいかは、あまり日持ちがしないので、乾燥をふせぎつつ早めに食べきったほうがいいですよ。
腐ったすいかを食べた場合どうなる?
腐ったすいかを食べてしまったら、体調にもよりますが食あたりになる可能性があります。
食あたりの主な症状は、吐き気、腹痛、嘔吐です。
もともとすいかは水分が多かったり冷やして食べることが多いので、大量に食べてしまった場合おなかを壊しやすい食べ物ですよね。
食べすぎによる症状か、すいかが傷んでいたかは判別できないかもしれませんが、吐き気が強い場合や嘔吐してしまうほどの気持ち悪さであれば、腐ったすいかが原因かもしれないです。
脱水症状に気を付けつけて、あまりにも症状がひどい場合は、自己判断せずに早めに病院に行かれたほうがいいでしょう。
すいかを冷凍保存する方法やどんな食べ方ができる?
すいかは冷凍保存ができます。
もちろん、あのシャリシャリ感は残せませんが、スムージーやシャーベットなどには最適です。
保存方法は、簡単です。
皮と種を取り除いて一口大にカットしたすいかを、ジップロックなどの密閉保存袋に入れ、軽く砂糖をまぶして冷凍するだけです。
そのまま食べればシャーベットのような食感で美味しいですし、スムージーなどに入れてもおいしくいただけます。
スイカを食べきれないと思ったらすぐに冷凍してしまえば、腐らせてしまう心配もなくなって、別の食べ方で楽しめますね!
冷凍したすいかは、冷凍庫で1か月程度保存可能です。
すいかが腐ると爆発するって本当?
すいかは腐ると爆発する、という話を聞いたことはありませんか?
畑で放置されているすいかの果肉からガスが発生してしまい、ガスがすいかの中で充満し、限界になるとすいかが破裂することがあるようです。
家の中でも、高温になる場所や直射日光に当たる場所においてあるすいかが爆発するケースもあるんです。
すいか自体がすでに腐っていますので、爆発後は腐敗臭もすごいですし、腐った果肉があちこちに飛び散るので、後片づけが非常に大変なんだとか・・・。
ちなみに、メロンとすいかを一緒に保存するのもやめておいたほうがいいですよ。
メロンからはエチレンガスが発生します。
エチレンガスの効果ですいかが熟してしまい、傷むスピードが速くなってしまうんです。
すいかは完熟の状態で販売されているので、メロンと一緒に保存すると熟しすぎて爆発する可能性もあります。
すいかとメロンって親戚みたいな関係に思えますが、爆発する可能性が高まるなんて怖いですね。
くれぐれもお気を付けください。
最後に
丸ごとのすいかだと、ついつい日持ちがすると思ってしまいがちですね。
食べるときに冷やそうと思ってカットしたら、中身があれ?という状態になっていると非常に残念です。
食べきれる分だけ、カットすいかを買ったり、買ってきたすいかをお裾分けしたりして、おいしいすいかをおいしいうちにたべきりたいものです。
腐ったすいかに当たった体験談などを読むと、かなり恐怖です。
これはちょっと怪しいと思ったら、食べるのはやめておいたほうがよさそうですよ。