おかゆを多めに作って保存したいけど、冷凍と冷蔵、どちらがいいのかしら。冷凍するならどれくらい日持ちして、どんな風に冷凍すれば、いつまでもおいしくおかゆをたべられるのかしら。
体調が悪いときや食欲がわかないときに活躍するのがおかゆ。
離乳食の時期の赤ちゃん用にもお粥は必要ですよね!
毎回お米から炊くのは時間がかかったり、お米を1合炊いただけでも大量におかゆができたりしますよね。
常温や冷蔵庫で保存できるといいのですが、おかゆは傷みやすくどうしても味が落ちてしまいます。
そこで、おかゆの冷凍保存方法や日持ちの期間はいつまでなのか、おいしい解凍方法や保存容器などについてご紹介いたします。
おかゆを冷凍保存するなら日持ちはいつまで大丈夫なのか?
お粥は冷凍保存できる?
おかゆはもちろん冷凍保存できます。
むしろ、冷凍保存が一番向いていると言えるでしょう。
おかゆは水分が多くとても傷みやすいため、特に夏場は常温での保存はお勧めできません。
おかゆを冷蔵庫で保存する場合、常温よりも保存期間は多少伸びますが、固くなったり食感が変化してしまったりする可能性が高いです。
冷凍以外の保存方法の場合は、できるだけ早く食べきるのが正解です。
冷凍保存におすすめの容器は、第三章でご紹介いたします。
おかゆの美味しくて簡単な冷凍保存方法は?
お粥の冷凍保存方法はとても簡単です。
離乳食などは使う量も少ないので、製氷機などを使って小分け冷凍しておくと、使いたい分だけ解凍できるので便利です。
おかゆを常温、冷蔵保存するならどうやって?
おかゆを常温や冷蔵で保存する場合、お粥を作ったらできるだけ空気に触れない状態にします。
お鍋でそのまま保存するよりも、お茶碗やタッパーなどに入れて、ふたやラップをかけます。
常温の場合は、直射日光が当たらない涼しい場所においておきます。
夏場や暖房が効いていて室温が10度以上になる場合は、必ず冷蔵庫や冷凍庫に入れてくださいね。
どうしても冷蔵保存が無理な場合は、1日に3回程度完全加熱して腐敗を防ぐという方法もあります。
おかゆを常温や冷蔵庫で保存した場合、次に食べるときはしっかりと加熱しましょう。
おかゆの量にもよりますが、レンジで1~2分程度温めて、おかゆを混ぜて様子を見るようにすると失敗しません。
おすすめはお鍋で最後温める方法です。
保存中に減ってしまった水分を少し足しながら温めると、作り立てのふっくらとしたおかゆ本来の味わいが復活しますよ。
お粥の保存期間、冷凍、冷蔵、常温の場合は?
おかゆは保存方法(冷凍、冷蔵、常温)によって、おいしく食べられる期間が違います。
もちろん冷凍保存が一番長い期間持ちますので、すぐに食べる予定がない場合は、品質が落ちる前にすぐ冷凍庫へ!
すぐに食べるつもりであれば、温めが楽な冷蔵保存や常温保存でオッケーです。
冷凍保存の場合の保存期間は?
常温保存の場合の保存期間は?
冷蔵の場合の保存期間
おかゆの美味しい解凍方法とは?
おかゆって水分が多いので、レンジでの解凍に時間がかかりそうなイメージですよね。
あまり長時間加熱したりすると、解凍に失敗したり、水分が飛んでしまって味が落ちてしまう可能性もあります。
おかゆの上手な解凍方法は、
しておくと、食べるときに楽なんです。
凍っている状態から加熱すると、レンジでの解凍ムラを起こす可能性がありますが、冷蔵庫で解凍まですんでいると温め時間も短くらくちんです。
すでにお粥の状態になっていれば、お鍋で温めることも可能ですよね!
お水を少し足して、お鍋でコトコト温めれば、まるで作り立てのおかゆのようです。
もしも電子レンジだけで解凍する場合は、設定時間を短めにして、時々様子を見たりおかゆをかき混ぜたりして、加熱ムラを防ぎましょう。
おかゆが傷むとどうなる?腐っているか見分ける方法は?
水分が多いお粥は傷みやすいので、保存した場合に食べる際は、しっかりと傷んでいないことをチェックしてから食べるようにしましょう。
特に、抵抗力のない赤ちゃんや病気をしている方に食べさせる場合は注意が必要です。
傷んでいるお粥の特徴はこちらです。
・ネトネトと糸を引いている
・色がおかしかったりカビが生えている
・味がおかしい(酸っぱい)
とにかく、ふっくらと美味しそうな見た目を臭いでない場合は、絶対に食べるのはやめてくださいね。
これ以外でも、温かい部屋で何時間も放置されていたり、冷蔵や冷凍庫での保存期間を大幅に超えてしまったおかゆは食べないほうがいいでしょう。
75度以上で1分程度しっかり加熱することで、たいていの菌は死滅するそうです。
保存しておいたお粥を食べる際は、中心部分までしっかりと加熱してから食べるようにしてくださいね。
おかゆを冷凍保存するときにおすすめの容器って?
おかゆを冷凍保存する場合におすすめの容器は、タッパーウェアやフリーザーバッグです。
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タッパーウエアの場合は、一食分ずつ冷凍できるのでとても便利です。
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フリーザーバッグは、おかゆを平らに入れて空気を抜いて、一時間程度凍らせたら、菜箸などで折り目を付けると、使いたいときに使いたい分だけパキっと折れて便利ですよ。
離乳食用に使いたい場合は、製氷機や、離乳食用に作られた小分け用のふたつきパックが使いやすいです。
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シリコン製のカップでできているものも取り出しやすくていいですね!
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最後に
おかゆは消化がよく体も温まりますので、朝食に食べてもいいですよね。
おかゆを大量に作ってしまった場合は、冷凍保存がおすすめです。
長期保存もできますし、一回分ずつに分けておけば、食べたいときにいつでもおかゆを食べられて、時短&節約になります!
ぜひ、おかゆを多めに作って、冷凍してみてくださいね。