みかんを置いておいたらカビが生えちゃった。どうしたらカビが生えないようにできるのかしら。
冬になると「こたつにみかん」といわれるくらい、みかんを食べる機会が増えますよね。
ネットにはいったみかんを買うとすぐ食べてしまって足りなくなることが多いので、箱買いする人も多いのではないでしょうか?
でもいざ箱で買ってきて開けてみると、カビが生えていたなんて経験はないでしょうか?
箱の中は買う前には見えませんから、開けてみてビックリなんてことも。
カビが生えてしまったみかんはもう食べられないけど、周りのみかんってどうすればいいのか悩みませんか?
そこで、今回はみかんにカビが生える原因と、周りのみかんがカビないための防止策をご紹介します。
みかんにカビが生える原因はこれだった!
保存状態がいいと約3ヶ月は持つといわれているミカンですが、箱で買ったミカンにはなぜすでにカビが生えているのでしょう?
カビが生えやすい環境は、
・湿度
・栄養素
がカビの好む条件がそろったときに発生しやすいといわれています。
だいたい20度ぐらいを超えると、発生しやすくなります。
そして28度が最も活発化する温度になります。
60%を超えると発生しやすくなり、80度を超えた環境だとカビがあっという間に発生します。
冬の結露した部屋やお風呂にカビが生えやすいというのは湿度が高いからなんですよね。
柑橘類にはプロリンという成分が含まれています。
このプロリンは美肌効果や脂肪を燃焼させる効果があり、みかんの皮に多く含まれています。
ただ、このプロリンがカビの発芽を促進させるという効果もあることから、温度や湿度がそこまでなくてもカビが発生しやすくなってしまいます。
また、箱に入ったみかんはぎっしりと入っているので、底にあるみかんはかなり重さがかかっています。
その為、重さに耐えきれずつぶれてしまったり、皮が破れてしまうため、そこからカビが発生してしまいます。
カビが生えたみかんの周りがカビない方法とは?
カビが生えてしまったみかんは残念ながらもう食べれないので捨ててしまいましょう。
カビが生えた部分だけを取り除けばいいと思っているかもしれませんが、カビの繁殖スピードはかなり速いので、一部分でもカビがあれば、全体にカビ菌が蔓延していると思ってもよいです。
気になるのは、カビはまだ生えていないけど、カビが生えていたみかんの周りにあったみかんですよね。
まず、箱を開けるときには上下さかさまにして底面から開けるようにしてください。
先ほども言いましたが、上よりも底のみかんにカビが生えていることのほうが多いです。
また、カビが生えていなくても、つぶされてカビ発生予備軍なみかんになっています。
食べるときは底にあるみかんから食べるようにしてください。
箱買いしたみかんが長持ちするための保存方法
みかんを箱で購入した場合はまず始めに箱からすべて出して小分けにして保存してください。
風通しのいいかごなどが最適です。
箱にぎっしり入っている状況は通気性が悪く、そのまま放置しているといずれカビが生えてしまうことに。
どうしても箱で保存したいという場合は、上下に新聞紙を敷いておくと適度の湿度を吸ってくれるのでオススメです。
みかんにカビが生えたらアルコールで拭くの?
カビが生えたみかんが箱の中にあった場合、カビ胞子が他のみかんや箱についている可能性が高いです。
そのままだとやはりほかのみかんにカビが生える原因になってしまいます。
カビを生やさないためには、面倒でも一度すべて取り出してアルコールで拭くことをオススメします。
市販のウェットティッシュタイプのものがあると便利でお手軽ですね!
みかんは水洗いするだけでも大丈夫ですが、気になる方はアルコール除菌しておけば安心です。
最後に
箱から一度出して拭くのは手間がかかるかもしれませんが、そのひと手間がみかんが長持ちして美味しく食べられます。
また、ぜひ箱で買ったときは底から開けるということも覚えておいてください。
上から開けると一見カビが生えていないように見えるけど、底のみかんはカビが生えていたなんてことになってしまいますからね。
せっかく買ったみかんですから、少しでも長持ちさせたいですよね。
みかんを買って来たら、ぜひ実践してみてくださいね。